テクニカル分析とファンダメンタルズ分析で値動きを予測！

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これから為替レートは上がるのか？それとも下がるのか？
それは誰にも100％的中する事は言えませんが、
様々な情報を基に予測を立てる事はできます。

そこで必要になってくるのが、情報の分析です。

FXや株の値動きには様々な情報を分析する手法があり、
それらの手法によって、これからのレートの値動きを予測する為の
判断材料として活用する事ができます。

分析の手法は
テクニカル分析とファンダメンタルズ分析
という2つの手法に分かれております。

聞き慣れない言葉ではあると思いますので、
その様なものなのかを、簡単にご説明していきたいと思います。

テクニカル分析とは

ローソク足チャートの過去の値動きを基に、今後の値動きの傾向を予測する手法です。

その手法は色々なやり方があり、
ある一定範囲内のローソク足チャートをベースに
チャートの動きの法則を導いたり、
平均値を出したり、統計学を用いたりなど様々です。

テクニカル分析には
「トレンド系」と「オシレーター系」の2種類に分かれており、
それぞれ違った視点での分析が可能です。

そして、その2つに分かれた系統内でも沢山の手法が存在しております。

「トレンド系」
いわゆる相場の現在の「トレンド」に着目した分析手法です。
現在のトレンドの状態や、トレンドの転換のタイミングなどを視る事ができます。
トレンド系のテクニカル分析にて
現状の勢い（売りが強いのか？買いが強いのか？）や、
トレンド転換（売りと買い、値上がり・値下がりが、どの程度まで進むのか)の目安
等を予測事ができます。

「オシレーター系」
簡単に言いますと、「買われ過ぎ」　「売られ過ぎ」
を判断する手法です。

為替は売りと買いのバランスでレートが決まりますが、
ずっと一方的に売られ続けたり、買われ続けたりする事がありません。
どこかで必ず、売りと買いのバランスが変化したり、均等になったりと
売り買いのバランスが変化し続けます。

それに着目して分析するのがオシレーター分析です。

売買の数と勢い等を基に
統計学や確率論などを用いでグラフ化し、それを基に今後の展開を予想して行きます。

ファンダメンタルズ分析とは

政治、経済などの国の状況や起こった出来事などで、今後の為替レートを予測する手法です。

例えば、
「アメリカの景気が良くなっている」
という情報が入ると、
投資家たちはアメリカ米ドルの価値が上がると思い、
沢山の米ドル買い注文が入り、ドルの価格が上昇する傾向があります。
その結果、円安ドル高になります。

逆に、「アメリカの景気が悪くなっている」
という情報が入れば米ドルは売られ、
その円高ドル安になります。

という様に、その通貨の国の状況によって
為替レートは大きく変動する事があります。

それらの情報を基に、為替レートの今後の動きを予測する事を
ファンダメンタルズ分析といいます。

ファンダメンタルズ分析には主に、
・経済指標
・金融政策
・要人の発言
・戦争やテロ
などが挙げられます。

・経済指標
失業率や、GDP（国内総生産）などの、
経済の状況を表す指標が定期的に発表されております。
GDPや失業率などの代表的な経済指標はTVのニュースでも取り上げられますので、
馴染みがあるのではないかと思います。

これらの経済指標は実に沢山の種類があり、影響度も違います。

特に、影響度が高い経済指標のチェックは欠かせません。
その指標結果の善し悪しが為替レートに大きく影響する事を覚えおきましょう。

基本的にネットで経済指標の発表の日時を確認する事ができます。

こちらのサイトで１週間分の経済指標の発表予定の日時と、
それぞれの重要度を確認する事はできます。
大事な情報ですので、しっかりとチェックしましょう。

http://www.dailyfx.co.jp/market/calendar-detail.html

・金融政策
金融緩和や金利など、国の金融政策によっても為替レートは変動しますので、
最新の情報や内容を常に把握しておく必要があります。

・要人の発言
各国の要人の発言にも要注意です。
どこの国の誰が何時に何を発表するかは
上記の経済指標予定のページや経済ニュースで確認できますので、
こちらもしっかりとチェックをしておきましょう。

・戦争やテロ
いわゆる地政学リスクと言われるリスクで
戦争やテロが起こってしまうと経済にも大きく影響します。

もちろん、為替への影響も大きく、その様な情報が流れた途端にものの数分で
暴落・高騰が発生する事があります。

急な為替変動が起こるかどうかは内容やタイミングなどにもよりますので絶対とは
言えませんが、非常に危険なリスクである事には変わりませんので、
戦争やテロなどの地政学リスクに関しては危険な状態ではないかを常に留意しておく
必要があります。

また、急な変動はどこの国の情報かによって、
買われる通貨と売られる通貨も変わってくる事もありますので、一概の
「何が起きたらこうなる」という断言もできません。

情勢が不安定な場合はＦＸに手を出さない方が賢明であると考えておいて結構かと思います。

以上が
テクニカル分析とファンダメンタルズ分析に関する基本的な知識となります。
ＦＸをする以上は必要な分析の知識となりますので、しっかりと押さえておきましょう。

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